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2012/01/21

韓国のDVD事情

Thekick_korea

今年に入ってから、ネット検索すると「The KICK」の韓国公開バージョンと思われる映像が、ネットに違法にアップされているのをいくつも目にしました。
映像と一緒に添えられていた画像が、上の写真です。
タイ語のセリフには、韓国語字幕がついていたのでしょう。

韓国でDVDが発売されたのかと思って、検索してみたのですが、パッケージのDVDが発売された様子はなく、映像のダウンロード販売がされているようでした。

映像データ(AVIファイル、MP4ファイルとも)が3500ウォン、日本円にして240円弱です。
いくらダウンロード販売でも映画一本250円って、レンタル並みというか・・・・。

これだと、映画館に人は入らないんじゃって思います。

実際、韓国での「The KICK」の興行成績は今ひとつでした。
韓国の芸能ニュースでは、合作映画は元来当たらないものという発言もあったようです。

そして、販売された映像が直ぐにネットにアップされてしまう。
数年前のニュースですが、「違法ダウンロード横行に「まいった」 韓国DVD事業からハリウッド勢全面撤退」「違法ダウンロード爆増でDVD売れず、ついに韓国からハリウッドの全映画会社が撤退」と言う記事が出た頃から、変わりなく違法ダウンロードも横行してるということなんでしょうか・・・・。
これって悪循環以外の何ものでもないと思うんです。
対価を払わなければ、自分たちが楽しみたいと思う映画も作られなくなるかもしれないという発想はないのかなぁ。
そのあたり少々残念に感じています。

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コメント

 本年もまたまたお世話になります。

「映像のダウンロード販売」には違法と合法が有ると言う事でしょうか?

対価を払わなければ、良い映画も作られなくなります。

私は日本映画があまり好きではありませんがそれはお金が掛かっていない様に見えるからです。

ジージャーの映画は別として、米映画の様に大金を賭けたド派手な映画を期待しています。
其の為には映画会社にも儲けてもらわないといけません。

違法、合法を問わず映画が格安で販売されるのは残念に思います。

投稿: 加藤接骨院 | 2012/01/22 18:09

コメントありがとうございます。
たぶん3500ウォンで売られているのところは、合法なんじゃないかと思います。
ただ、そのファイルにはなんの制限もかけられていないようなので、購入者は勝手にネットにアップし放題という構図なのではないかと思います。

邦画に関しては、好みもあると思いますが、お金をかけた邦画はえてしてよくないと思っています。
予算の限られた中アイディアというか、脚本で勝負している作品の方が圧倒的に面白いと思います。
物量でいったら、ハリウッド映画のようなお金のかけ方は出来ないわけで、出来ない分どこか別の部分で勝負してこそだと思っています。

投稿: NAO | 2012/01/23 00:00

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