「チョコレート・ソルジャー」、届きました
一日早かったのですが、27日に「チョコレート・ソルジャー RagingPhoenix」が届きました。
待ちに待ったという感じです。
タイの公開が、2009年。
ジージャーの来日は、この作品の撮影の合間を縫ってのものでした。
あれから、2年。
やっと、やっと字幕付の映像で作品を観ることが出来ます。
スクリーンでは、大阪アジアン映画祭でのみということで、寂しい気もしますが・・・・。
日本語字幕、大阪アジアン映画祭の時と同じでしたでしょうか?
なんだか観ていて、少し日本語に引っかかりを覚えながら観ていました。
一番気になったのが、ピッグシットとドッグシットの2人の関係です。
ピッグシット(キームー)、ドッグシット(キーマー)は、DVDの日本語字幕では、親友となっていましたが、海外のBDでは、"brother"と訳されていました。
親友と兄弟では、意味合いが違ってくる気もするのですが・・・。
奥さんを殺されたドッグシット(キーマー)には、血の繋がった兄弟がいる。
でも、サニムには、誰もいないということで、サニムは非常に孤独であるという意味合いが強く出るシーンだと思っていました。
それと、インタビューの字幕。
タイ語の部分を訳しきってないのか、字数の関係で入れてないのかわかりませんが、タイ語では話しているのに、日本語字幕では、書かれていない部分が何カ所かありました。
その部分はちょっと残念に思いました。
とはいえ、多くの人にこの作品を観てもらいたいです。
「チョコレート・ファイター」とはまた違うジージャーにであってもらいたいですし、制作陣の新しい試みをしようとする姿勢も見て欲しいと思います。
さんざん感想は書いてるのでなんですが、映画の出来はともかく、好きな作品です。
追記(2011.10.30)
ピッグシット(キームー)、ドッグシット(キーマー)の設定の話しをどこかで見た覚えがあったので確認してみたところ、UK版のインタビューに、収録されていました。
ピッグシット役のインタビューの字幕に『Khee-Muu is a playboy and he loves his brother,Khee-Mha,very much.(略)He loves his younger brother so much.』と書かれてあり、「brother」に当たる部分をタイ語で「ノーン(年下)」と言っていました。
また、ドッグシット役のインタビューの字幕には『kee-Muu,his older brother,is the only one he has.』とあって、「older brother」に当たる部分をタイ語で「ピーチャイ(お兄さん)」と言っていました。
ということで、間違いなく2人の設定は兄弟です。
★お願い★
セルDVDを買われた方、中に、『東宝株式会社 映像事業部行』のはがきが入っていたと思います。
是非、要望や意見を書きましょう。次回何か作品がDVD化されるときに、こうして欲しい、こうあって欲しいと言うことを伝えましょう。
このはがきは直接伝える事が出来る手段の一つです。
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コメント
私にも10月27日に待ちに待った「チョコレートソルジャー」のDVDが届きました。
土、日にゆっくり観るつもりですが、今夜は先ず特典映像を観たいと思っています。
家内が2時間物の韓流ドラマを観なければ・・・。
投稿: 加藤接骨院 | 2011/10/28 21:23
コメント、ありがとうございます。
メイキングもインタビューも見応えあると思います。
メイキングを観るとジージャーの髪型が違っていて、トレーニング自体はかなり前からしていた様子がうかがえます。
また、スタントの方々の中に「マッハ!ニュージェネレーション」に出ていたメンバーが多数出ています。
インタビューも監督がどういう意図で作品に取り組んだのかなど、作品を楽しむヒントがあると思います。
是非、DVDを楽しんで下さい。
投稿: NAO | 2011/10/29 01:24
チョコレートソルジャー観ました。感想は、シアンさんの「~応援ブログ」にも書きましたが、少し違和感が…。でもエンターテイメントとして、十分な作品ではないかと。ジージャーの女優としての可能性が垣間見えたと思いますし。ピンゲーオ監督のほうが相性がいいのかな?(ピンゲーオ監督とジージャー?、ピンゲーオ監督と私?)
投稿: tsugup | 2011/10/30 12:43
初めまして。いつも更新楽しみにしています。
自分も待ちに待っだチョコレート・ソルジャー゙遅ればせながら、今日届きました。
ピッグ・シッドとドッグ・シッドの関係は兄弟だったんですね…。
NAOさんの指摘が無ければ分かりませんでした。
改めてそういう視点で見直してみようと思います。
いつも貴重な情報ありがとうございます!
投稿: Greenboy | 2011/10/30 20:33
tsugupさん、Greenboyさん、コメントありがとうございます。
「チョコレート・ソルジャー」は、比較的気軽に楽しめる作品だと思います。
ストーリーで押す作品ではないと思いますし・・・。
何よりまだ2作しか出てないジージャーさんの2作目ですから、前作との違いや、この作品ならではのアクションを楽しむのがいいんじゃないかと思います。
タイの方によれば、前作の「チョコレート・ファイター」の日本語字幕もタイ語の意味を正しく伝えていない箇所がいくつかあったそうです。
(具体的なシーンは聞いていませんが・・・。)
今回は、英語字幕と、自分の聞き取りの範囲でということになりますが、それでも違うと言うことがはっきり分かるシーンがあったわけで、もしかすると、他にも異なるシーンがあるかもしれないと思ったりするわけです。
字幕が違うと伝わる意味が違ってきてしまうこともありますから、制作側には、もう少し気にかけて欲しいなぁと思うわけです。
投稿: NAO | 2011/11/01 01:39