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2010/03/15

大阪アジアン映画祭「Raging Phoenix」

Osakaasian03

まずは、この作品を上映してくださった大阪アジアン映画祭に感謝します。
映画祭で上映されなければ、日本語字幕でこの作品を観ることが出来なかったかもしれません。(現時点では)

マレーシア版の英語訳もよくわかったのですが、やはり、日本語字幕がつくと、理解度が全く違いました。
キャラクターの生い立ちや話しのバックボーンなど、これまでよくわからなかったことが、霧が晴れるように、クリアに頭に入ってきました。
こういう展開なら、このあとの展開も納得と思えるものでした。

あと、OSTの「แลกกับการได้รักเธอ(น้ำชา)」が最初の方で使われていることにも気がつきました。(鼻歌っぽい感じで流れていました。)
何度も観ているのに今日はじめて気がつきました。

日本語字幕がつく前に観た時は、説明台詞が多い、Deuがもっとメインになってもいいのではなどと思っていたのですが、今回、作品を観て、若干、説明台詞が多いとは思いましたが、以前ほど気になりませんでした。
また、主人公であるDeuの心の変化などがより伝わってきて、Deuが主人公なんだというのがよくわかりました。
B-boyの面々が演じるキャラクターのバックボーンなども分かって、より感情移入して観ることが出来ました。

最初観ていた時よりも、ずっとこの作品が好きになりました。
確かに、「チョコレート」のようなインパクトはないかもしれません。
でも、ジージャーが女優として成長していく過程の作品として、こういう作品もありなんだと思いました。

ぜひとも、一般の劇場で公開してもらいたいなぁ。
また、スクリーンで観てみたいです。

来年の映画祭では、ジージャーの第三作目が観られるのでしょうか?
来年も楽しみにしたいと思います。

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