「チョコレート・ファイター」について 1
ネットではストーリーは、いまいちでもアクションはすごいという感想をよく見た。
本当にそうだろうか?
何度も見るうちにこれはとても良くできた映画なのではないかと感じるようになった。
必要な情報はすべて過不足なくストーリーに盛り込まれている。
それぞれに関する表現も十分。
あとは、ほんの少し見る側が想像力を持てばいいだけ。
最近は何でもかんでも描いていないと気が済まない観客が多い気がする。
映画が本筋に関わらないことを饒舌に説明する必要はないと思う。
「チョコレート・ファイター」はゼンの話しだ。
ゼンが大好きな母の為に奮闘する話し。(一般的な母子ものとは、ずいぶんと違う展開ではあるが・・・。)
この映画ではシークエンスまるごとカットされてしまったエピソードもある、撮影したものをすべて繋げると説明は饒舌になるかもしれないが、ずいぶんと長くだらだらした映画になりそうだ。
約1時間半という時間にテンポ良くまとめ上げられていることも見やすさのポイントだと思う。
この1時間半に、ゼンという子供がなぜ誕生し、どのように育ち、どう母の為に戦ったのかが描かれている。
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